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ストレスチェックを研修に取り入れよう!みんなのメンタルケア

「ストレスチェック研修を実施する」

「管理職が気にするべきメンタルケア」

「ストレスチェックで若手の3年退職を防止」

社会に出て仕事をすれば、楽しいことも楽しくないこともあります。
自分が思うように仕事が進まないことがあれば、人間関係で悩む人もいるでしょう。

ストレスと無関係に仕事をしていくことは難しいのです。
ただ、ストレスを感じずに仕事をすることはできなくても、自分にストレスが蓄積しているのかどうかを把握することは大事です。

ストレスチェックを実施することで、自分や他の社員のメンタルケアをしていきましょう。

ストレスチェック制度

ストレスチェックは、働く人のストレスをチェックすることで、心身に関わる大きな不調を未然に防ぐために実施される制度です。
ストレスチェックは、義務化されているにも関わらず、一般的にはまだ浸透しきっていないのが現状です。

ここでは、ストレスチェックの行い方、行わない場合の罰則などを解説しています。

ストレスチェックの重要性

今と昔とでは、労働環境も大きく異なり、それによって抱える問題も変わっています。
少し前までは、根性論を優先し、長時間勤務が美徳、それに不満を感じる人も少なかったかもしれませんが、今では違います。

そうした環境の中で仕事をすることがストレスとなり、心身の不調を起こしてしまうケースも珍しくなく、それが原因で退職という選択をする人も増えてきているのです。

特に、人間関係の問題は深刻で、仕事を辞めてしまう理由TOP3に常にランクインする項目に「職場での人間関係」があります。

自分一人で解決するのが難しい人間関係の問題ですが、それを相談しようにも適切な相談ができる人が近くにいないかもしれません。

そこで、会社とは違った第三機関に、心理的なストレスの度合いを客観的に診てもらうことが重要となります。

ストレスチェックの流れ

ストレスチェックでは、事業者がストレスチェックの実施に関する説明を従業員に行い、専門の医師や看護師にストレスチェックを実施してもらいます。

ストレスチェックは、アンケート形式になっており、それぞれの質問に対して4段階の評価をつける仕様となっています。

アンケートの項目数にもよりますが、10分~15分程度の時間があれば終わります。

ストレスチェックの結果は労働者に直接通知されます。
労働者の許可を得ずに、事業者がその結果を知ることはありませんし、外部への流出もありません。

その結果を受けて、労働者は事業者に、実施者(医師や看護師)との面接指導の申し出ができます。
この申し出によって事業者が労働者を今後不当に扱うことなどは禁止されています。

面接指導を実施した実施者は状況に応じて職場環境改善の指導を行うことがあります。

事業者が思っている職場環境と従業員が感じている職場環境は異なるかもしれません。
ストレスチェックを行うことで、社員の精神状態だけでなく、職場環境の実態を知り、改善できる契機にもなります。

ストレスチェックをやらないとどうなるの?

ストレスチェックは従業員が50名以上の事業所では年に1回以上の実施義務が課せられています。
50名未満の事業所は努力義務とされています。
事業所には実施の義務がありますが、従業員にはストレスチェックを受ける義務がないところにも注意が必要です。

万が一、対象となっている事業所でストレスチェックを実施していないことが発覚した場合には、労働安全衛生法に記載のある通り、50万円以内の罰金となります。

ストレスチェック制度が義務化された背景には、心的問題によって生じた労災の申請数と認定数が多くなったことがあげられます。

仕事の仕方や職場の変化は、少なくとも働く人の心にも変化を与えます。

ストレスチェックを有効に活用して、従業員のメンタルケアを行いましょう。

中間管理職が気にするべきメンタルケア

ストレスチェックを実施しているからと言って、職場の人同士で何も気にしなくてよいかと言われれば、そういうことではありません。

ストレスチェックは企業の最低ラインと捉えておくべきです。

最も身近にいる人たちが普段から職場の人たちの心的状態を気にしてあげることが大切なのは言うまでもありません。

ここでは、中間管理職の方が特に気を付けなくてはいけないメンタル管理について書いています。

中間管理職が周囲に与えるストレス

中間管理職の方々は、自分にその気がなくても相手にストレスを与える原因になっていることを知る必要があります。

部下の仕事のフィードバック一つをとっても、その言い方ひとつでは相手に大きなストレスを与えてしまうことがあるのです。
マイナス内容を部下に伝えるときは、人前を避けるのが基本です。
また、言葉遣いも大事ですが、表情や声色など、あらゆるものに相手は過剰反応を起こします。

明らかな暴言やパワハラと捉えられるような言動以外にも、ストレスを相手に与えていないのかを振り返ることが求められます。

中間管理職が周囲から受けるストレス

中間管理職は上司である一方で部下でもあります。
それゆえ、部下だけの立場である人や、上司という立場だけの人よりも多くのストレスを受けやすいことにも注意が必要です。

部下から見れば、「中間管理職は、上司だからストレスはないだろう」と思いがちですし、上司から見れば、「中間管理職は仕事の経験が長いから大丈夫だろう」とないがしろにされがちです。

中間管理職は会社の数値責任、部下育成の責任、取引先との責任などの多くの責任からストレスを抱え込んでしまう人が多いのです。
それに加えて、労働時間が増えることもストレスに拍車をかける場合もあります。

自分ですべてを抱え込むのではなく、負担を軽減させる思考をしながら心身の負荷を減らしていくことが大切です。

ストレスフリーな職場を目指して

ストレスフリーな職場の実現は難しいです。

しかし、ストレスチェックや周囲の人の気遣いでストレスを軽減させることはできます。
職場の人間関係を固定しないようにフリーアドレスを新しく導入した企業や、同じ仕事をできる人を増やし、ローテーションで有給休暇を取得することを決めた企業などもあります。

業種や企業風土によって、方法は様々ですが、自分たちに適切な方法でストレスフリーな職場を目指すことが大切です。

独自のストレスチェックで若手の3年退職を防止

ストレスチェックの項目は従業員全体を対象にしているため、特定の従業員層に対するストレスを把握するのは難しいかもしれません。

そこで、会社独自のストレスチェックを作成し、何に悩んでいるのか、ストレスを抱えているのかを把握することも効果的です。

ここでは、若い世代の人たちに絞って、どのような悩みを抱えているのか、何がストレスになっているのかを紹介しています。

伸び悩みのストレスチェック

仕事をスタートさせた段階では、たくさんのことを覚え、いろいろなことができるようになった成長を実感できるかもしれません。
しかし、徐々に仕事の精度が求められるようになると、成長を実感できない局面に出くわすこともあります。

若手社員の中には自分の仕事力が伸びていないことに対する不安やストレスを抱えている人たちがいます。

スキルの問題であれば、周囲が仕事を教えてあげることで解決できますが、スキルが問題の本質でない場合にはメンタルケアが必要です。

仕事への考え方や向き合い方を一緒に考えてあげましょう。

人間関係のストレスチェック

社会人になってからは学生時代までとは異なり、縦の人間関係が多くなります。

世代の違う人たち、上司とのコミュニケーションの取り方など、不安なことが多い若手社員には、上司をよく知る人からの上司の性格を教えてあげることもいいでしょう。

仕事としてだけでなく、一人の人間としての側面が見えてくると、上司と部下の関係もよくなります。

ストレスとの付き合い方を模索する

職場でのストレスは避けられません。
仕事内容、人間関係、何かしらのストレスを抱えながら仕事をしている方が普通です。

ただ、ストレスを常に抱えているという意識をもっているか、もっていないかは大切です。
潜在的にストレスがあっても、忘れることができていれば、それはもはやストレスではありません。

誰もが何かしらのストレスを抱えているという前提に立って、そのストレスの解消の仕方を考えることが必要です。

事業者は働きやすい職場の実現に向けて動くべきなのですが、特定の従業員が職場環境を急に変えようと動くことは難しいでしょう。

だからこそ、従業員一人ひとりが職場とは無関係な、自分で変えられる環境下でストレスを解消する方法を見つけることが重要なのです。

ライフワークバランスを考えて、気分転換の仕方を考えていくことも心身ともに健康でいるためには大切な要素です。

ストレスを完全になくすことは難しくても、ストレスと上手く付き合っていくことを前提に考えてみるこが求められています。

まとめ:ストレスを気にしない職場の実現に向けて

ストレスチェックは従業員が50名未満の事業所では努力義務になっています。
しかし、従業員が少なければ、ストレスを感じないかと言えばそうではありません。

人間関係だけがストレスの原因であるとは限らず、孤独がストレスの原因となる方もいます。
従業員がストレスを抱えているかどうか、義務化されたストレスチェックだけに頼るのではなく、社内での工夫も要求されてきます。

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