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自己管理の方法をコーチング!注目のセルフマネジメントの習得

「セルフマネジメントこそ仕事の奥義」

「セルフマネジメントの習得に向けて」

「セルフマネジメントを身に付けるメリット」

セルフマネジメントとは、自己管理のことです。
何かの目標を達成するためには、仕事に限らず、自己管理の大切さが強調されます。
もちろん、仕事もその例外ではありません。

研修の中でもセルフマネジメントの重要性を教えることもあれば、部下と上司のミーティングの中でセルフマネジメントについての話をすることもあります。
四書五経の中の一つである「礼記」には次のような言葉が出てきます。

「小人閑居して不善をなす」

人間として至らない部分が多いと自由な時間が与えられても良い行いではなく、良くないことをしてしまうという意味です。
セルフマネジメントを極めるには、まずは自分の人間力を高めなくてはいけません。
この重要性は、はるか大昔より受け継がれてきた原理原則なのです。

セルフマネジメントこそ仕事の奥義

限られた時間をどのように活かして仕事をこなしていくのかは、社会人にとって大切な考え方です。
長時間労働が美徳であった時代の日本は終わり、生産性が注目されるようになった現代では、成果主義の考え方は切っても切り離すことはできません。
決められた時間の中でどのように成果を残せばいいのか?
この問題と真正面から向き合うことが求められています。

セルフマネジメントの重要性

業種や企業によって、出社時刻と退社時刻には差があるようですが、多くの場合、
◆始業開始時刻 9時00分前後
◆業務終了時刻 18時00分前後
が一般的ではないでしょうか。

残業や、前日のやり残した仕事の量によってはもちろん変わるでしょう。
しかし、昨今のリモートワークの普及によって、この考え方が根本から覆ったという企業も珍しくありません。
オフィスに出社する必要もなく、勤務時間ゼロで仕事に取り掛かることができるということが立証できた企業もたくさんあります。

しかし、このようなリモートワーク時にこそ必要になるのがセルフマネジメントです。
自宅で仕事をする場合は特に、仕事の時間とプライベートな時間が混在してしまいがちです。
普通に出社するよりも、長時間労働になっている可能性もあります。
それにも関わらず、生産量としてはオフィスに出社していた時の方が高かったなんていうこともあるかもしれません。

現代の仕事の仕方は多岐にわたります。
オフィスで少し仕事をして、家でもできる仕事は自宅で行うことも可能になりました。
この自由な働き方で生産力を上げていくことができるのは、セルフマネジメントを極めた人だけです。

セルフマネジメントの習得は多様な働き方を認めている今の時代からの要請でもあるのです。

セルフマネジメントを身に付けるための準備

セルフマネジメントを習得する前に必要な準備があります。
それは、自己管理ができる環境を整備したり、必要な材料を集めたりすることです。
そこで、セルフマネジメント習得へと意気込む前に知っておきたい要素を紹介します。

◆メンタルケア
健康管理はもちろんのこと、精神衛生面の管理も必要になります。
自分のストレスチェックなども欠かすことはできません。

◆瞑想
今ではマインドフルネスと呼ばれて注目されています。
意識を集中させるために静かな環境で深呼吸をすることで、自分の気持ちが落ち着きます。
気持ちを落ち着かせるために自分に何が必要なのかを考えておきましょう。

◆感情のコントロール
感情に左右されているようでは、セルフマネジメントは成功しません。
特に「怒り」の感情には気を付けましょう。
怒りに任せてしまうと、今の自分の立ち位置を見失ってしまいがちです。
イライラしたらマインドフルネスで気持ちを落ち着かせましょう。

◆目標
自己管理は想像以上に厳しいものです。
そのうえ、周囲から強制されることもありません。
それゆえ、自分のモチベーションは自分で管理する必要があります。
なんのためのセルフマネジメントであるのか、目標を明確にしましょう。

セルフマネジメントができた先に企業が見るもの

セルフマネジメントを成功させられれば、企業にとっても大きな利益となります。
業務の効率化だけでなく、従業員が各々の目標を達成できるようになれば、従業員も気持ちよく仕事に取り組むことができます。

職場では管理職が部下のモチベーションの管理、仕事の管理をすることもありますが、本来であれば従業員一人ひとりができるセルフマネジメントまで
管理職にやらせるべきではありません。
管理職には管理職にしかできない仕事があります。
職場での役割分担とは、本来はそういうものです。

生産力の高い仕事ができる従業員が増えれば企業の業績にも必ずつながります。

セルフマネジメントの習得に向けて

セルフマネジメントの習得は仕事の質だけでなく、そのまま人生の質の向上に役立ちます。
自己管理によって時間の使い方が分かるということは、そのまま生き方が分かってくることになるからです。
実際にセルフマネジメントを習得するにあたって、順序立てて見ていきます。

①他者はマネジメントできないという前提

まず、心構えになりますが、自分以外の他者を正確に管理・マネジメントすることはできません。
正確に管理することができるのは、自分だけなのです。
この前提があるからこそ、セルフマネジメントの重要性を本当に理解することができます。
人へ感情をぶつけることも、自分の怠惰を何かのせいにすることも、本末転倒であると理解できるはずです。

セルフマネジメントを身に付ければ、周囲に優しくなれますし、謙虚にもなれます。

②自己管理は自己分析からスタート

セルフマネジメントをする前に、現在の自分をなるべく正確に把握しましょう。
自己分析を行うのです。
自己分析を行いたい項目の例を紹介します。

◆一番活動的になる時間帯
◆食事など、代替不可能なものにかかる時間
◆自分の中で優先順位の低いものと高いもの
◆自分の目標

など、まだまだたくさんありますが、最初は細かすぎなくても大丈夫です。
自己分析の結果から、すでに習慣になってしまっているけど、目標の達成には必要のないものですぐに削れるものがあれば削りましょう。
習慣そのものをなくさなくても、数を減らすなども有効です。
煙草の本数を意識的に減らして、仕事に没頭できる時間帯をつくるのもいいでしょう。

③セルフマネジメント成功の鍵はルーティン化

セルフマネジメント成功の鍵は習慣にしてしまうことです。
人間の脳は新しいことを嫌う傾向にあります。
大きな変化であればあるほど、習慣にはなりにくくなります。

つまり、いきなり大きく習慣を変えようとするのではなく、反動が生じない程度に小さく始めてみることをおすすめします。
リーンスタートアップと言いますが、リスクが取れる範囲で小さくスタートさせることは間違った方向に進んでいたと、気が付いた時にすぐに引き戻せる保険にもなります。
スタートさせてみて軌道修正しながら、自分に最もあっている習慣・仕事の仕方を見つけましょう。

セルフマネジメントを身に付けるメリット

セルフマネジメントを身に付けるメリットについても少しずつ紹介してきましたが、改めて従業員がセルフマネジメントを身に付けるメリットを
企業目線で見ていきます。
メリット

メリット①:管理職の負担が減る

セルフマネジメントができる部下を管理職が執拗に管理する必要はありません。
「自分のやり方でないと納得できない」という感情的な問題は、部下ではなく管理職に非があります。
そもそも、自分以外のものを完璧にマネジメントすることは不可能なのです。
この原理原則に則れば、無意味なマネジメントはしなくて済みますし、他の仕事に割く時間が増えていきます。

メリット②:目標達成力の向上

セルフマネジメントは目標達成能力の向上にもつながります。
仕事の成果とは無関係であっても、セルフマネジメントしようと決めたことが実行でき、それが習慣となっている人であれば、セルフマネジメントには成功したと言ってよいでしょう。
「セルフマネジメント」という目標を一つクリアしたことになります。

この経験を活かして普段の仕事でも応用できるスキルが身につきます。
仕事が上手くいかない時ほど専門的で具体的なノウハウに頼ってしまいがちですが、習慣やセルフマネジメントのようなマインドセットから変えていくことも重要です。

メリット③:人生の質の向上

時間内に仕事を切り上げることができれば、それ以外の時間を自分の時間として自由に使うことができます。
勤務時間は決まっていても、残業や早めの出社が習慣となっている人も多いのではないでしょうか。
気にならないうちはいいのですが、気にし出してしまうと、少しずつそれが不満やストレスへと変わっていきます。

時間内に仕事が終わるような仕組み作りは企業の責任もあります。
しかし、すぐに仕組みを変えることができるのは企業ではなく、自分自身の方です。
時間に対する意識を強く持ち、セルフマネジメントを成功させれば従業員の仕事への満足度の向上も期待できます。

まとめ:企業の目標と個人の目標

従業員個人の人生観としての目標と、仕事をする上での目標とのどちらも大事です。
どちらかを犠牲にして片方を選ぶというのではなく、時間を上手に区切ることで、どちらの目標も達成すると思うようにしましょう。

企業の目標、個人の目標達成のためにも、セルフマネジメントを社内で推進していきましょう。

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