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管理職に必要な技術は?人が動きたくなるマネジメントへの道

管理職

「管理職や経営者に求められる技術」

「モチベーションと生産性の考察」

「人事マネジメントで参考にしたい書籍3選」

管理職や経営者は仕事のスキルの他にも組織の結束力を強め、人を動かすための技術を身に付ける必要があると言われます。

しかし同時に、生産性を高めるためには部下一人ひとりが率先して動けるような強い個人作りも必要です。

会社の方針を決め、組織に浸透させていかなくてはならないポジションの人たちに求められるスキルとはどのようなものでしょうか。

部下をかかえる上司が、人事マネジメントのヒントが得られる書籍も紹介していますので、参考にしてください。

管理職や経営者に求められる技術

管理職や経営者に求められる技術には部下指導力、人のマネジメント能力などです。
特に、多くの部下をかかえる人にとっては、自分の仕事のマネジメントだけではなく、部下の仕事のマネジメントまで行わなくてはならず、負担になることもしばしばあります。

職種によって必要な能力・技術には違いはありますが、会社の将来を考えると、部下を育てることも大切な仕事の一つと言えます。
管理職による部下指導

部下への指導力

部下を指導、育成することは上司の重要な仕事です。
会社によっては育成係を先輩社員に任せているケースもありますが、それでも管理職や経営者も部下育成にはどこかで関わることになります。

部下への指導を経験されている方はご存知の通り、自分が仕事ができればよいというものでもありません。
相手がどのようにその仕事を受け止めているのか、そのマインド面を教育しておかなくては、本当の意味で部下の成長を見込むことができません。

管理職にまでなられた方は、仕事のスキルは周囲の人から認められていると思います。
次に求められるのは優秀な自分に代わる部下を育て、会社を存続させていくことであることも考えたいです。

人をマネジメントする力

管理職という名前通り、マネジメント能力は重要です。
組織として仕事をいている以上、人を束ね、結束力を強くして仕事をする必要があるからです。

個人の能力を高め、個の強さを追求していくことも大切ですが、それぞれがバラバラの方向で仕事をしているようでは、会社としての目標の達成は難しいかもしれません。

社員の目標を会社の目標としっかりシンクロさせて業務にあたってもらえるような仕組み作り、働きかけが必要になってきます。

自分の仕事の管理はもちろん、人を管理していくということは、他の人の仕事の進捗も管理する必要があります。

部下の仕事が滞っている場合には、上司のマネジメント能力の低さが原因になっていることもあります。
管理職は上司と部下との板挟みにあいやすく、ストレスもたまるポジションですが、会社の将来を決めている重要なポジションでもあります。

プレイングマネージャーの自覚

管理職になりたての人の場合には、どうしても現場最前線の考え方が残ってしまいます。
部下にやってもらうよりも自分で仕事をした方が早く片付きますし、その方が変に管理をしなくても済みますから、結果的にトータルの仕事量は減るようにも感じます。

しかし、管理職の仕事は自分で業務をこなすことではなく、人に動いてもらって効率よく最大限の成果を出すことにあります。

指示をしても、思うように動けない部下を見ていると苛立ちを覚える時もあるかもしれませんが、自分がプレイングマネージャーである自覚をもって、
管理の側面も考えなくてはいけません。

モチベーションと生産性の考察

モチベーションが高い方が、生産性が上がるのは当然だと思われますが、具体的に何をすればモチベーションが上がり、どのように業務に影響を与えるのでしょうか。

社員のモチベーション向上が業務の改善をもたらした例と、研究データから考えていきます。
モチベーション

モチベーションと生産性の研究

慶応義塾大学が株式会社リンク&モチベーションと共同で、授業員のエンゲージメントと企業の業績の関係性について調査を行った記録があります。

エンゲージメントとは、「婚姻」という意味も持ち、ここでは、従業員と会社との相性を表す指標として使われていますが、ビジネス用語に置き換えれば、従業員満足度のことです。

どちらも略称はESと表記され、従業員の会社に対する満足度を表しているものと考えて下さい。

労働生産性を数値化する際には、従業員に支払われる給与1円当たりに換算した正常収益額(決算上の利益から事業とは関係がない費用を差し引いたもの)で算出するなど、本格的な調査になっていました。

ESと営業利益率の関係性を調べる研究では、ESが1ポイント上昇すると、営業利益率はおよそ0.35%上昇することが分かったそうです。
翌四半期においても同様の調査を行ったところ、同じくおよそ0.38%の上昇がみられたとのことでした。

ESと営業利益率には相関関係があることが発見されています。

次に、労働生産性についても同様に、ESとの相関関係を調べたところ、
ES1ポイントの上昇につき、労働生産性は0.035上昇することが分かりました。
労働生産性においても、ESとの相関関係が分かったのです。

働き方改革の本当の意味

働き方改革の推進が始まってから、多くの企業で仕事量が変わらないのに、業務時間を短縮しては、仕事が終わらないと思われていました。

しかし、上記の研究結果を考慮すると、仕事量が多いからこそ、従業員の満足度を高めることで生産性を向上させていくことが可能であることが分かります。

生産性の向上だけでなく、企業にもたらす利益向上にもつながっています。

労働不足が深刻化している時だからこそ、働き方改革を推進することによって、ESを高めて生産性を上げていく必要があるようです。

労働時間を短縮して生産性を高めるというのは一見矛盾しているようにも思えますが、研究データから可能であることが分かりました。

チームビルディングを向上させる要素

モチベーションはESを向上させることによって、相関的に向上が見込まれます。
管理職に必要な技術として、チームを束ねるというものがあります。
チームの結束力を高めるためには、

  • 個人の目標が会社の方針に一致している
  • 一人ひとりの存在が欠かせないものであるとお互いが認識している
  • 情報の共有がなされている
  • 常に顧客を優先にした考え方や行動ができる

必要があります。
これらを日々の仕事の中で確認しながら、軌道修正をしていく役割が管理職や経営者には必要です。

人事マネジメントで参考にしたい書籍3選

人材の育成はマニュアル通りに事が運ばない大変な仕事ですが、部下が成長してくれれば、育成担当としても純粋に嬉しいことでしょう。
出世のライバルが増えるというような悲観的なとらえ方はよくないかもしれません。

チームの成長を自分のことのように捉えられる度量の大きな上司、管理職がいいですね。
最後に、人材のマネジメントのヒントが得られる書籍を紹介しますので、参考にしてください。
本棚

マネージャーの最も大切な仕事_95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力

◆マネージャーの最も大切な仕事_95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力
テレサ・アマビール著

ハーバード大学の教授と心理学者が共同で生産性と創造性の高め方を解明した一冊です。
マネジメントの本は読み飽きたという人も、違った切り口からの説明で、違う発見があるかもしれません。

仕事そのものが従業員にとってやりがいを感じられるものである場合、無理にモチベーションを高める必要などないことも書かれています。

モチベーションを高めるのではなく、進捗・成長を阻害する因子を取り除いてあげることで、生産性も創造性も高まっていくようです。

多くの実例を紹介しながら「日誌」の形でまとめているのも本書の特徴です。
インナーワークライフ(個人的職務体験)という概念がマネジメントでは欠かせないと本書で紹介されています。

フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術

◆フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術(PHPビジネス新書)(著者:中原 淳)

どうして自分の部下が思っているように育ってくれないのか。
部下をかかえるすべての人の悩みに答えてくれる一冊です。

人材開発の第一人者でもある著者が、自らの経験やノウハウを余すことなく伝えた、理論から実践にまで応用できる本です。

部下育成のコーチングとティーチングの両方を含んでおり、フィードバックとは、部下に厳しく映るかもしれないが正直に仕事の評価を行い、部下を立て直すことが大切であると理解できます。

マネジメント[エッセンシャル版]―基本と原則

◆マネジメント[エッセンシャル版]―基本と原則ピーター・F・ドラッカー(著) 上田惇生(翻訳)

有名なピーター・ドラッカーが初心者向けにマネジメント論を分かりやすく体系化させて著した本です。
曖昧になりがちなマネジメントの仕事の定義を次のようにしています。

  • 実践
  • 成果
  • 使命
  • 役割
  • 戦略

マネジメントを学ぶ上で、どの本から読めばいいのかが分からないという場合には、本書から読めば間違いはありません。

長い間、世界中で読み継がれているロングセラーで、マネジメントの本質に迫ることができ、共感できる部分も多いでしょう。

まとめ:管理職の能力は人事マネジメント力で測る

管理職は自分の仕事をするだけでなく、人に仕事をさせられるようになることが必要です。

仕事ができない人はそもそも管理職にはなれないので、自分の仕事をこなせる管理職というのは、いわば当たり前なのです。

仕事で必要なスキルにはコミュニケーションスキル、マネジメント能力など、数値化しにくいものも含まれますが、部下の昇進やチームの業績など、目に見えるものと関連付けて成長を実感できる状態をつくることが大切です。

HUB onは人材の紹介から就職後の研修・キャリアコンサルタントまでをセットで提供する人材サポートサービスです。

人材育成や経済・経営に関わる様々な情報も提供しています。

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